肩こり・首こり

首こりは、約5〜6kgある頭を支える首に常に負担がかかることで起こりやすくなります。特に、デスクワークやスマートフォン操作で長時間同じ姿勢を続けると首まわりの筋肉が緊張しやすくなります。胸鎖乳突筋や僧帽筋といった筋肉が疲労して硬直すると血流が悪化し、酸素や栄養が不足することで疲労物質が溜まり、こりや痛みを引き起こします。さらに、不眠や歯ぎしりなどによる自律神経の乱れ、精神的なストレスも首こりの原因となり、慢性的な症状を招くことがあります。

肩こりを改善するためには、生活習慣の見直しと適切な施術の両立が大切です。
 セルフケアとしては、デスクワーク中にこまめにストレッチを行い、肩や首の筋肉をリセットすることが効果的です。温熱療法も有効で、蒸しタオルを肩に当てたり入浴して血流を促すと、筋肉のこわばりが和らぎます。適度な運動で全身の血流を良くすることや、正しい姿勢を意識して眼精疲労を防ぐことも肩こりの予防と改善につながります。
しかし、慢性的な肩こりや頭痛・吐き気・しびれを伴うケースでは、セルフケアだけで改善するのは難しいこともあります。その場合は、専門的な施術を受けることが重要です。
新宿御苑山本鍼灸治療院では、表面的なマッサージでは届かない深層筋にアプローチできる「運動鍼」を導入しています。整体と組み合わせることで肩の可動域を改善し、血流を促進しながら筋肉の緊張を和らげるため、肩こりだけでなく首こりや頭痛など全身の不調の根本改善につなげます。

首こりの改善には、西洋医学と東洋医学の両面からのアプローチが有効です。西洋医学では、ストレッチや運動療法によって筋肉を柔らかく保ち、温熱療法やマッサージで血流を促すことが一般的です。また、電気療法などによって血流を改善し、筋肉の緊張を和らげる治療も行われます。
一方、東洋医学では首こりを全身の不調として捉え、鍼灸治療や指圧、漢方、薬膳などによって体質の改善を目指します。特に鍼灸治療は、表層だけでなく深層筋にまで直接アプローチできるのが大きな特徴で、慢性的な首こりや頭痛、眼精疲労、不眠、自律神経の乱れを伴う症状にも効果的です。
新宿御苑山本鍼灸治療院では、首の深部に働きかける「運動鍼」と整体を組み合わせ、首の可動域を改善しながら血流を回復させます。その結果、首こりだけでなく肩こりや自律神経の乱れからくる全身の不調の改善にもつながります。