腰・おしり・足のしびれ


腰・おしり・足のしびれとは
腰からおしり、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて広がるしびれは、日常生活に大きな支障を与える症状のひとつです。最初は軽い違和感や重だるさとして現れても、次第に歩行が困難になったり、階段の上り下りがつらくなったりすることがあります。長時間のデスクワークや立ち仕事、筋力低下、加齢による関節の変化などが関わって発生し、慢性化すると生活の質を著しく下げてしまいます。
腰・おしり・足のしびれの原因
腰・おしり・足のしびれの原因は一つではなく、複数の要素が絡み合って現れます。長時間同じ姿勢を続けると腰や骨盤まわりの筋肉がこわばり、神経や血管が圧迫されて下肢にしびれが広がることがあります。また、体幹の筋力が弱くなると骨盤が不安定になり、腰椎や股関節に負担が集中しやすくなります。
梨状筋症候群のようにおしりの筋肉が坐骨神経を圧迫してしびれを起こすケースや、椎間板の変性による神経圧迫も少なくありません。さらに、冷えや血流不足は疲労物質をためやすく、症状を悪化させる要因となります。東洋医学では、気血の巡りの滞りや腎の機能低下、自律神経の乱れも下半身のしびれを助長すると考えられています。
腰・おしり・足のしびれの解決法
腰・おしり・足のしびれの改善方法には、生活習慣の見直しと専門的な施術の両立が必要です。セルフケアとしては、腰や股関節、太ももを伸ばすストレッチを行い、血流を促すために入浴や温熱療法を習慣にすると筋肉の緊張がやわらぎます。長時間同じ姿勢を避けてこまめに体を動かすことも神経や血管の圧迫を防ぎ、しびれの軽減につながります。
一方で、慢性的なしびれはセルフケアだけでは改善が難しいことが多いため、専門的な施術が有効です。新宿御苑山本鍼灸治療院では、鍼を打った状態で体を動かす「運動鍼」を用いて深層筋にアプローチし、神経や血流の通り道を確保します。さらに整体を組み合わせて骨盤や腰椎の歪みを整えることで、下肢全体の動きをスムーズにし、再発予防にもつなげます。
また、鍼灸と整体を組み合わせたアプローチは、表面的な筋肉だけでなく根本的な原因となる深部の緊張や歪みに働きかけられる点が特長です。継続的にケアを行うことで、しびれが和らぐだけでなく、再発しにくい身体づくりにもつながります。
慢性的な腰・おしり・足のしびれは、一時的な不調として片付けられがちですが、体のバランスが崩れているサインでもあります。新宿御苑山本鍼灸治療院の運動鍼と整体による施術で根本改善を目指し、快適な生活を取り戻しましょう。